荒尾梨の歴史は100年以上を誇る
熊本県荒尾市は100年以上も梨栽培の歴史がある町です。
荒尾市では、幸水、豊水、あきづき、新高等が栽培されていますが
特に荒尾市で収穫された新高ジャンボ梨は、【荒尾ジャンボ梨】と呼ばれ
荒尾梨のシンボルともなっています。
荒尾での梨栽培の歴史を見ると
明治41年(1908年)に松尾茂三郎さんと関島増男さんが植えつけたことに始まって
約110年の歴史を重ねてきました。
現在では、
梨栽培農家は、150戸で生産高は約2000tとなっているようです。
日本でも梨栽培の歴史が
110年も続けられている地域は珍しいです。
荒尾で栽培されている梨の種類
梨産地の荒尾では、8月上旬あたりから梨の直売所が開きだし、活気づいてきます。
夏の暑い時期にみずみずしい梨で水分補給をする習慣が
この荒尾には身近にあります。
1. 幸水(こうすい):8月上旬-中旬
日本で一番生産量が多い梨で水分が多く、果肉が柔らかく甘い。
2. 秋麗(しゅうれい):8月中旬-9月上旬
熊本県で平成20年から出荷が始まった若い品種。
幸水と筑水の交配によって誕生した青梨で果汁が多く果肉が柔らかい。
3. 豊水(ほうすい):8月下旬-9月上旬
幸水に次いで全国第2位の生産量を誇る。幸水に比べると酸味があり
酸味と甘みの豊かな味わいを楽しめる梨です。
4. あきづき:9月上旬-下旬
平成になってから品種登録された若い品種。幸水、豊水、新高を交配させて
3種の良い所を取りいれた梨。
荒尾市でも徐々に増えてきています。
5. 新高(にいたか):9月下旬-10月下旬
酸味が少なく、糖度が高めの甘さに特徴があります。
大きさ、、形、おいしさで「梨の王様」とも呼ばれています。
荒尾ジャンボ梨とは、この新高を指し、大きいもので1.5kg/個となります。
荒尾市で梨栽培をする高塚成生の成生梨
高塚成生さんの梨は、最大限農薬を使用しない安心安全の梨栽培をしており荒尾梨の中でも特に【成生梨(せいじょうなし)】と呼んでいます。
高塚さんの栽培している梨の種類は
豊水と新高の2種類です。

一つ一つ袋掛けをした荒尾梨を丁寧に収穫まで管理します。
最大限自然の状態に近づけて育てる
高塚さん独自の栽培方法でできた荒尾梨は
後口の良い自然な甘みを特徴としています。
梨栽培の歴史が100年以上続く荒尾市で
高塚さんは35年以上梨を作り続けてきました。
誰も挑戦しない無農薬での梨栽培に毎年挑戦し
最大限農薬を使用しない
安心安全の荒尾梨作りにこだわった高塚成生さんの【成生梨】をお試しください。
【荒尾梨|高塚成生が作る糖度13以上の伝統の荒尾梨(成生梨)】